顔汗を止める方法とは
汗の中でも、1・2位を争う嫌われ者は「顔汗」ではないでしょうか。清潔なイメージは持たれないし、メイクは崩れるし。
他の汗は洋服だったり、汗パットで誤魔化せますが、顔だけは隠しようがありません。
ネットでよく見かける顔汗を止める方法として、
「手のツボ」、「首の後ろに保冷剤を当てる」、「ミョウバン水を作る」、「運動し全身から汗が出るようにする」、「食生活を見直す」、「無心になる」
のような方法があります。確かにどれも効果はあると思います。ただ、即効性がなかったり、会社ではできない対策だったり、化粧をしている女子であれば顔に塗れない、など現実問題として難しい対策ばかりです。
そこで、もう少し現実的で、驚くほどピタッと顔汗を止める方法をお伝えします。
女優がやっている対策 (洋服を重ね着する場合に有効)
テレビやドラマに出るのが仕事であり、「顔が全て」と言っても過言ではないので、この方法は間違いなく効果のあるものです。
それは、「さらしを巻く」 です。
胸の辺りに、きつめにグルグルと巻きます。
これは京都の舞妓さんも同じ原理で、夏の暑い日でも汗をかかず、化粧くずれしないのはこのためです。
ただ、「さらしを巻く」というのも、締め付け慣れしていないと苦しいですし、蒸れる可能性もあるし、夏は薄着なので胸回りだけボリュームがあるのも違和感ありますし、装着が難しいケースもあるでしょう。
手っ取り早く、その場しのぎで使えるケースは、とても有効です。
⇒さらしを巻くとなぜ顔汗が止まるか、詳しく知りたい方はこちら記事
「さらし」以外で、どうしても顔汗をピタッと止めたい方

Wの効果|顔の汗をピタッと止める
ファンデーションでテカリを抑えたり、化粧崩れしないとPRしている商品はありますが、少し汗が多くなってくると、それでは防げないですよね。所詮はファンデーションなので。
顔の汗を止める、最も現実的でおすすめの方法が、顔汗専用の制汗クリームです。脇汗や手汗用の制汗剤はありますが、顔用ってあまりなかったんです。
顔汗に悩む人のために作られた商品なので、化粧との併用も問題ありません。化粧くずれの防止にも高い効果を発揮するので、女性には嬉しいポイントです。
顔汗専用の制汗クリーム 3つの特徴
1.顔汗がピタッと止まる
2.化粧崩れ防止に効果的で、化粧をする前でも後でも使える
3.使い続けると、顔汗量が減る
対策1 顔汗専用の制汗クリーム
気になる顔からの汗を止められたら・・・。
そんな女性の悩みに応えるのが顔汗用制汗クリームSalafe plus(サラフェ プラス)です。
第三者機関のアンケートでも非常に良い評判のこサラフェは、顔に塗るだけで汗を止め、90%以上の方が気にならなくなったと回答しています。
顔汗の流出を抑えるだけではなくて、女性のホルモンの乱れを整えて、内側からの原因をブロックし、汗だけでなく気になるテカリも抑えてくれます。
顔汗という、見られる部分の汗だからこそ、いくつもの拘りが感じられます。
合成香料や着色料を使わない、無添加製法を、品質管理基準の高い国内工場で行っているので安全性も確かです。
60日間の返金保証制度があるので、万が一効果を感じれなかった場合でも安心です。



対策2 対策1+代謝を上げ顔汗回避 (絶対に顔汗を止めたい場合のみ)
制汗対策で人気サプリメントがアセッパーという商品です。アセッパーは困った顔汗を新発想で解決していきます。
汗の量や臭いなど、気になる要因に対して、一日一回、数粒飲むだけで、汗の悩みを体の内側から軽減してくれます。
口にするものなので添加物を徹底的に排除して、有効成分を凝縮してあるのが特徴で、汗が極端に出る原因となっている代謝の不調に効果を発揮し、循環を整えて老廃物の排出を早めていきます。
各種の天然素材から抽出したポリフェノールと有効成分エキスによって、内側から汗トラブルをサポート。利用者の満足度も90%を上回り、効果のほども期待できそうです。
また、プラセンタやコエンザイムQ10などの美容成分も配合しているので、飲むだけでお肌を整えてくれるのも、人気の秘密です。
顔汗だけでなく、全身の汗に対して有効ですから、汗悩み対策のベースに利用するのに最適なサプリメントです。
こちらも180日間の返金保証制度があるので、まずは気軽に試してみることができます。



注意!!
多くの方が試すように、私も脇汗用の制汗剤を顔につけたことはありますが、驚くくらい汗が出なくなりました。ただ、肌はただれ、ひどい肌荒れになりました。
脇汗用は、ワキガ抑制成分や殺菌作用などの強い成分が配合されているため、皮膚の薄い顔には、絶対に脇汗用はつけないようにしましょう。
顔汗対策お役立ち情報
顔汗が出る原因
→顔汗が出るメカニズムと原因について
→顔汗の原因の1つ、自律神経の乱れとは
→必要以上の汗が出る顔面多汗症とは
→顔面多汗症の判断基準について
顔汗を止める対策
→夏場に顔汗が一気に噴き出す時の対策
→顔汗を止める7つの対策
→顔汗を止めるボトックス注射とは
→漢方で止める顔の汗
→顔汗を止める運動について
知っておきたい豆知識
→更年期障害と顔汗の関係とは
→さらしを巻くと顔汗が止まる理由
→汗を異常にかく場合、最初に行く科は?
→同じ汗でもニオイがする汗はどうして?
→顔面多汗症は遺伝するの?
→顔汗に潜む病気とは
→顔汗が出る時のメイク術
サラフェ プラスの体験レビュー
顔汗を抑える制汗剤として人気のサラフェを実際に購入したのでレビューします。実際に使ってみないと分からないことも多いですから参考にしてくださいね。

サラフェ読本が入っていて、商品概要や効果的な使い方が詳しく書かれています。



<フェノールスルホン酸亜鉛>:汗を抑えてくれるメインとなる成分です。汗の量をコントロールし、顔からの発汗を減らしてくれる効果が期待できます。
<シメン−5−オール>:抗菌、防腐効果があり、菌の増殖を抑えて、ニオイを軽減してくれます。皮膚への刺激も殆どないのが特徴です。








塗ってから1〜2分もすればクリームが乾き、程よい浸透感を感じます。ミント系のニオイはなくなり、ベタツキは一切ないです。
<補足>サラフェの効果を最大化する秘訣
サラフェの効果を高めるためには、手順が大切になります。
1.洗顔
2.化粧水
3.しっかりと水分を取る
4.サラフェ
5.美容液や乳液
6.普段どおりのメイク
メイクの前に、サラフェをつけるのがポイントです。また、保湿効果の高い乳液やオイル系の美容液など、膜をはったり毛穴を塞ぐようなケアは、サラフェの後に使いましょう。
水分や油分が残った状態でサラフェを使うと、効果を最大化できないことを覚えておきましょう。
顔汗への効果 (外気温30〜31度の初夏の日に使用)
使用1日目
販売ページに出ているように、ピタっというほど、完璧に汗が止まったわけではありませんが、顔汗の量が減ったのを感じました。ただ、それでも普通に顔汗はタラタラです。
サラフェの使い方は、上で書いたように、正しいとされる使い方でやっています。効果を高めるために、夜も塗りました。
使用1週間
自分的には、満足できるレベルではなかったですが、顔汗が明らかに抑えられるようになりました。化粧の崩れ方が、これまでよりマシになったので、化粧直しの回数も減りました。
使用1ヶ月
これまでのダラダラが嘘だったように、顔汗が止まりました。もちろん、完全に汗が無くなったというわけではないですが、垂れるように滴れ落ちるのが無くなりました。
化粧崩れがほとんどしなくなったのと、直す回数が減ったのが嬉しいです。
■総評
制汗剤としては珍しい顔汗専用ということで話題のサラフェでしたが、人気どおりの実力を感じることができました。
使い始めてすぐに劇的に顔汗が止まるかは人によると思いますが、私の場合は1週間経過した時くらいには、明らかな違いを感じることができました。
夜も使った方がいいのは、サラフェに配合されている成分である、フェノールスルホン酸亜鉛やワレモコウエキスにより、無数にある顔の汗腺自体を弱らせる(細くする)働きを期待できるからだそうです。汗腺に蓋をするようなイメージです。
また、毛穴の収れん作用で、毛穴を引き締め過剰な皮脂を抑えてくれる効果もあるようです。
使って、1ヶ月近く経つと顔汗自体が減ったので、サラフェの量を減らしました。それでも十分効果を体感できたからです。デートの時や、どうしても汗を止めたい場合は、ちゃんと塗るようにしましたけどね。
サラフェは手汗や足汗、脇汗にも使えるらしいですが、おそらく脇汗には効果は薄いでしょう。脇汗は臭い方の汗(アポクリン汗腺)だからです。
ただし、顔汗に悩んでいるのであれば、サラフェは一度はトライして欲しい商品だと思います。手元に置いておくだけで安心感がありますよ。
どんな化粧品でもそうですが、人の肌に使うものなので合う・合わないがあるので、まずは使ってみて肌に合わない、思ったような効果を感じなければ返金保証を利用するのがいいかもしれませんね。

アセッパーの体験レビュー
サプリメントの「アセッパー」は、顔汗を身体の内部から止める作用があると言われており、汗で悩む人の間でかなりの人気となっているようです。今回、実際に購入したので紹介していきます。

アセッパーの簡単な説明が書かれた説明書や、定期便の案内などが入っていました。




漢方を思わせる葉の匂いがします。4大抽出液の内のクロレラと緑茶の匂いでしょうね。ですが、匂いそのものはかなり弱いと思います。口に入れても、味はありません。
ちょっと溶解してからも、苦いような事はないので、薬が嫌いな人でも無理なく服用できるはずです。
アセッパーは90粒入りです。これで1か月分(1日3粒)ですね。
顔汗への効果
使用1週間
体内からケアしていくサプリですから、それほど早く効く事はそもそもありません。まずは「アセッパーを連日継続服用する」という事自体に慣れるようにしました。
いつ服用しても構わないそうなので、私の場合は夜のゆったりしている時に服用するようにしていました。割と粒が大きいので、1粒1粒服用していました。
使用3週間
代謝が向上し、循環も向上したおかげか、身体が少し軽くなったような気がします。
発汗も正常にしていますが、今までのように顔汗や手汗など、ピンポイントでダラダラ流れるような発汗は解消されたと思います。
実際、勤め先での昼過ぎのメイク直しが楽に行えるようになりました。
使用2ヶ月
凄かった顔汗や手汗が大幅に軽減されました。
当然程良いレベルでは発汗しますが、会議中に大勢の前で話す際にいつも出ていた手汗も、徒歩で駅まで行ってからの電車内での顔汗等が、スベスベという段階ではまだないですが、かなり和らいだと思います。
■総評
サプリメントなので、発汗している場所にダイレクトに塗布するわけではないので、かなり不安でしたが、私の顔汗などの汗にはかなり効きました。
身体の内部から体質が良くなったおかげか、厄介だった「ピンポイントの発汗」がかなり減りました。
実際、職場のエアコンがかなり効いている部屋等で、手足の末端が冷たくなる事が良くあったのですが、だいぶ和らぎました。サプリの働きで代謝が向上して、血液の循環が改善されたからだと思います。
生きるために不可欠な事ですから、発汗はしますが、発汗すべき時に、発汗すべき身体の場所から分散して発汗するようになったと思います。
また、サプリですから顔などにダイレクトに塗布するような事はありません。そのため、塗布後のベタベタ感や、お化粧の心配などもする必要は不要です。
そして何より、大きな悩みだった顔汗が改善されて、メイクを治す頻度が減少した事が嬉しいです。
1日3粒、好きなタイミングで服用すればそれでOKなので、継続もしやすいと思います。
アセッパーは体質を良くする事で顔汗などを改善するユニークな商品ですが、思っていた以上に効いたと思います。人気が高いというのも納得のサプリです。
6か月間の返金保証制度があるので、マッチする・しないが心配な場合も、気軽に試しやすいと思います。

顔汗が出るメカニズムと原因について
汗はもちろん暑いときに出て行くものですが、全身から出るならともかく、妙に顔汗ばかりが出ているように感じることがあります。実はこれ、顔汗ならではの要因があるからなのです。顔汗の特徴と顔汗が出るメカニズムについて、簡単にみてみましょう。
顔汗の特徴とメカニズム

汗の最も大事な機能というのは、よく言われているように体温調節です。運動や気候の影響で体温が上がってくると、体は体内の水分を汗として排出し、その気化熱によって体温を冷ますようになっています。
こうした汗は全身にある「エクリン腺」と呼ばれる汗腺で作られています。エクリン腺で作られる汗は、基本的に水のようにサラっとしていて無色無臭です。
あれ?と思った人もいるかもしれません。顔汗をかくとき、何かベタついたものを感じたことがある人もいるでしょう。
顔汗がベタつくのは、汗の中のミネラル分が多いからで、実は体温調節にかく汗というのは、発汗過程でミネラル分の再吸収が行われますが、顔汗はそれが起こりにくいためにベタついたり臭いが強いことが多いのです。
そして、再吸収が行われない理由は、発汗のスピードが速いからです。顔汗は滝のようにタラ〜っと流れてくると思いますが、このように短時間で大量に発汗するとミネラル分の吸収が追いつかないのです。顔汗の原因は暑さだけではないので、通常のリズムでの発汗とは当然違ってきます。
顔汗の発生原因
では、どのような時にこの顔汗が出るのか、原因を考えてみましょう。
精神性発汗

まず、顔汗は緊張やストレス、困った状態にさらされたときに出て行きます。よく「ちびまる子ちゃん」では顔汗かいてますよね(笑)。いわゆる冷や汗ですが、この種の汗の経験がある人も多いのではないでしょうか。
こうした汗は「精神性発汗」と言い、強い緊張やストレスによって、自律神経の中の交感神経に異常が起こり、汗腺を刺激することで起こります。そのため、気温と関係なく大量の発汗が起こります。顔や頭は汗腺が多いこともあり、この刺激を受けやすい部位なのです。
自律神経の乱れ
自律神経というのは、私たちが生命活動をするために、「自律」的に活動を行っている神経群のことを指します。普段私たちは意識しなくても呼吸し、心臓を動かし、食物を消化していますが、こうした基本的な生命維持活動を自動的に行っているのが自律神経です。
当然、発汗(体温)というのも自律神経がコントロールしているものです。この自律神経に何か問題が起こると、意識できない部分に色々と問題が起こってしまうので解決が難しくなってしまいます。つまり、コントロールできず顔汗が必要以上にに吹き出してしまうことがあるのです。
自律神経の乱れについて、詳しく知りたい方はこちらの記事 ⇒顔汗の原因の1つ、自律神経の乱れとは
運動不足

そして次に、意外に思われるかもしれませんが、運動不足の可能性があります。「運動したら汗をかいちゃうじゃない!」と言う人もいると思いますが、実は運動をしないことで汗をかく機能が衰えてしまいます。
そのため、発汗の際に異常が起こることもあるのです。つまり、体温調節のために汗をかくのですが、普段汗をかく機会が少なく、汗をかくという機能に衰えが出ていると、心臓から離れていて冷えやすい末端部、たとえば手や足の汗腺が休止状態に入るようになります。
汗が出るほど冷えてしまいますし、冷えたら当然良くないですから、当然と言えば当然のことですよね。すると、体温を調節するための汗は他の部分から出さなければならなくなり、汗腺の多い頭や顔、脇などから滝のように汗が出て行くようになるのです。
そのため、頭の汗も顔を流れていきますから、顔ばかり汗をかいてると感じるのです。
食事の影響

食物の中には、血行を高めたり、汗腺を刺激するために汗が増えるものがあります。主に辛いもの、香辛料などで、カレーやキムチ鍋を食べると汗が出ますよね。他にも、当然熱い食べ物を食べれば体温が上がって汗が出るようになります。
こうした理由による発汗も体温調節のために出るのですが、直接的に汗腺を刺激するため、汗腺の多い部分から大量に汗が出て行きます。当然頭や顔は汗をかくしかなく、避けるのなら少量ずつ食べるなど注意が必要です。
病気の影響
さらに、上記のようなものに該当しないにも関わらず顔汗がひどい場合、何かの病気である可能性もあります。交感神経の異常によって必要以上に汗が出る顔面多汗症(局所多汗症)は、上記の精神性発汗が慢性的になっている状態とも言えます。
ただの汗かきだと思っていても、日常生活に支障が出る場合には病気として扱われ、病院においても保険の適用の中で治療ができる場合もあります。
その他、大きな病気の症状として発汗が増える場合がありますので、発汗の他にも気になる症状があれば、メディカルチェックを受けるのをオススメします。
夏場に顔汗が一気に噴き出す時の対策
顔汗を止める7つの対策
年間を通して突然出てくる顔汗は、清潔感を損なって印象を悪くする困りもの。こうした顔汗を止めるために有効な方法をご紹介しますので、普段から、またはいざという時の対策にご活用ください。
「汗をかくなら、抑えたらいいじゃない」ということで、やはり最初に思いつくのは制汗剤の使用です。制汗剤の効果としては、汗腺の出口を塞いで汗が出て行かないようにします。また、タイプによっては出た汗を粒子が吸着するようなものもあります。
汗を抑える効果の他、臭いを抑えたり、また冷やす作用のあるものも多く、汗トラブルの際に即効性のあるものが多いというのが特徴です。
ただ、多用は肌に良くないのと、体温調節機能に異常を生じる原因となります。顔汗には当サイトでオススメしている「サラフェ」のような顔用のものを使うなど、必要最小限にすることを心がけましょう。

人体には無数と言ってもいいほどのツボ(経穴)があり、その中には、顔汗を止めるためのツボもちゃんと存在しています。あまり変な部分にあるツボだと困るのですが、顔汗を抑えるためのツボは、手のひらにあるので、怪しまれることもなく、いつでもどこでもツボ押しが可能です。
手をしっかり握った時に小指の付け根あたりの肉が少し外側にはみ出しますが、そのあたりに「後谿(ごけい)」と呼ばれるツボがあって、顔汗を抑えてくれます。ツボは数秒ゆっくり押して、1〜2秒離す、というリズムで数回押すと良いでしょう。

人体は、ある部分を圧迫すると圧迫した側と反対側の汗が止まるようになっています。これを「皮膚圧半側発汗現象」というのですが、これは交感神経を刺激して、顔汗をとめる方法で、汗をかくと化粧がくずれてしまう舞妓さんや、歌舞伎役者の方々などでよく見られる方法です。
片方の脇を圧迫すると、反射的に圧迫した側と反対側の顔の汗が止まります。両側の汗を止めようと思ったら、両脇を圧迫することで、短時間ですが顔汗を止められます。
ちなみに舞妓さんなどは、サラシを脇の下あたりからしっかり巻くことによって、圧迫して顔汗を防いでいます。(より詳しく知りたい方はこちらの記事 ⇒さらしを巻くと顔汗が止まる理由)
手足だけにこだわる必要はないですが、温めることによって、顔以外の汗腺の働きを活発化させることで、汗の分泌先を分散します。これによって、汗をかかないとは言いませんが、顔から出る汗の量を減らすことが可能です。

今度は逆に、顔や頭部への血行を悪くすることで汗を抑制し、他の部分に汗をかかせるという方法です。ストールなどで隠しつつ保冷剤をくっつけたり、冷たい飲みもののボトルを当てたり、冷却スプレーなどをちょっとした時間に吹き付けるなどすると顔汗が和らぎます。

こちらは普段から行っておくことで、顔汗が出にくくするための方法です。運動不足は全身の汗腺の機能が弱くなる一因となり、顔に汗が集中する原因です。ですから、普段から汗をかくことによって全身の汗腺を目覚めさせ、顔からの汗の分泌量を減らす効果があります。
ウォーキングやジョギングなどの軽い有酸素運動は自律神経のバランスを整えたり、ストレス解消にも有効だと言われています。汗の量だけではなく、質も改善されてベタつきや臭いも減るというメリットも。
(顔汗を止める運動について詳しく知りたい方はこちらの記事 ⇒顔汗を止める運動について)

精神性発汗は交感神経の異常興奮によって起こっているので、副交感神経が優位に働く状況を意識的に作って鎮めることが大切です。
深呼吸は息を吐くときに副交感神経が刺激されるのでリラックス効果があり、かつ自分で意識的に自律神経に働きかけることができるため効果的です。
また、普段からリラックスできる環境づくりを心がけ、生活リズムを整えて、心身とも安らいだ生活を送るようにしましょう。自然といざという時の顔汗の量も減っていくはずです。
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【コラム】
◇顔汗を止める方法とは
恥ずかしい思いをしたり、極度に緊張すると顔汗をかくことがあります。このような汗は精神性発汗ですから一時的なものですが、常に顔汗をかく時はたとえば多汗症などが考えられます。しかし多汗症でなくても顔汗をかきやすい人はいつもハンカチが手放せません。ここで顔汗をとめるいくつかの方法をご紹介しますから、できるものを試しましょう。
1.首筋を冷やす
首の後ろには太い動脈がありますから、ここを保冷材など冷たいもので冷やすことで冷たい血液が顔に行くので汗が止まります。ただし保冷材が効かなくなると汗がでます。
2.顔用の制汗剤を使う
制汗剤はスプレータイプで、脇下の汗を止めるものや顔汗を抑えるものがあります。しかし汗がでる汗腺をふさぐことですから皮膚呼吸ができなくなるので、使用は最小限にしましょう。
3.胸の上を強めに紐で縛る
身体には一部を圧迫すると別の部分に汗がでるという性質があります。これは皮膚圧反射と言いますが、この作用を利用して胸の少し上あたりを紐で強めに縛ると顔汗がでるのを抑えることができます。
4.適度な運動をする
運動をすると筋肉を使うので汗がでますが、全身運動では身体中の汗腺が活動します。そうすると顔の汗腺からの汗が均一化されますから、顔汗だけがひどくなることはありません。
5.女性ホルモンバランスを整える
女性で特に更年期になると顔がほてって顔汗がでるホットフラッシュ現象があります。これはホルモンバランスが崩れて汗を調節する機能の自立神経が失調するからです。したがって、病院などでホルモンバランスを整えれば顔汗が止まります。